TEACCH親のためのセミナー 第1日(3/3)
視覚的構造化(目で見てはっきりわかるように)の実習。筆者のチームはジェイク(14歳 高機能)の担当。
視覚的構造化(目で見てわかる)の実習
ジェイク(14歳)は高機能自閉症。言葉はほぼ普通に話をするが 社会に入ると問題が多い。一見すると普通に見えるがいろいろなことが出来ない。
![](http://autismsupport.jp/wp-content/uploads/2018/09/180924_0235_001-e1537889470296.jpg)
ジェイクの部屋の全景です。
![](http://autismsupport.jp/wp-content/uploads/2018/09/180924_0235_006-e1537890739397.jpg)
ジェイクの1日のスケジュール。終わればペンでチェックします。課題にはそれぞれ指示書が用意してあります。
![](http://autismsupport.jp/wp-content/uploads/2018/09/180924_0235_005-e1537891597289.jpg)
ビデオ(Video)の片付けであれば 箱の中のVの所からビデオの指示書を取り出します。
![](http://autismsupport.jp/wp-content/uploads/2018/09/180924_0235_007-e1537897038888.jpg)
スケジュールの表紙には「ビデオの片付け」の指示書を張り付け、壁(見やすいところ)に掲げておきます
![](http://autismsupport.jp/wp-content/uploads/2018/09/180924_0235_007-1-e1537897117820.jpg)
スケジュールの下にはジェイクのルールが書かれています。同じものはジェイクのズボンのポケットにも入れてあります。
![](http://autismsupport.jp/wp-content/uploads/2018/09/180924_0235_008-e1537896264937.jpg)
「ビデオの片付け」これはビデオのリストです。右の欄にはタイトル、左の欄にはカテゴリーが書いてあります。カテゴリーはドラマ、子供用、アクション、科学物、旅行など。ビデオを片付けるときに使います。
![](http://autismsupport.jp/wp-content/uploads/2018/09/180924_0235_010-e1537896488594.jpg)
「ビデオの片付け」部屋に散らばったビデオをバスケットに集めます。ビデオのリストに従って ビデオを分類し、ビデオの棚に入れます。ビデオの棚にはカテゴリーのラベルが貼ってあります。最後にバスケットを元に戻します。
![](http://autismsupport.jp/wp-content/uploads/2018/09/180924_0235_009-e1537892010355.jpg)
「ハムスターの餌やり」必要な材料は一つのかごに入れて、棚の右上のところに置いてあります。かごを棚の上の黄色い画用紙の上に置きます。古い餌はゴミ箱に捨て、新しい餌を白い軽量スプーン一杯分取って 餌の皿のなかに入れます。次に古い水を捨てます。計量カップの青いテープの所まで水を入れ 水をコップに注ぎます。餌と水をハムスターのかごの中に入れますを。箱を元の場所に戻します。
![](http://autismsupport.jp/wp-content/uploads/2018/09/180924_0229_011-e1538318659200.jpg)
それ以外にはCDの整理、棚の片付け、テーブルの清掃、植物の水やり、電話のメッセージ(壁に書いて貼っておく)など
(この項終わり。次は2日目、評価と構造化の実習です)